2012年10月2日火曜日

染料と顔料とその定着

千の葉みなさん昨日は御苦労さん、今日はさぞかし疲れが出たでしょう。さて昨日の質問についてですが「蒸さないで出来る方法」があります。みなさんが使っている酸性染料は定着と発色のために必ず蒸します。沸騰から火力によってカセットコンロなら(イワタニ)1本で、都市ガスなら強火で沸騰から70-90分絹、木綿、でことなります。

顔料と染料の違いは粒子の細かさと原材料のちがいです、染料は細かいので繊維の中はいって行きますが、顔料は大きいので入りずらい、刷り込み刷毛でよく刷り込まないとなかなか繊維には入りずらい、しかし発色はとてもよい、しかも蒸さないで仕上げることもできます。ミョウバンを塗ったり、定着剤を顔料に豆汁と一緒に混ぜたりする、方法もあります。顔料は摩擦に弱く、洗うもの等は、あまり適さないので、絵や帯などいいでしょう。


家でやってみたい方、詳しくは教室でまた質問してください。上の画像は旅先で見たものです。バリ島のものかな?

0 件のコメント:

コメントを投稿